OCTA FAQ
- OCTA とは?
- OCTA はソフトマテリアルのための統合シミュレーションシステムです。現在のバージョンは、4つのシミュレーションエンジン(COGNAC・PASTA・SUSHI・MUFFIN)と、追加エンジンNAPLES、KAPSEL、共通プラットフォームGOURMETで構成されます。全てのエンジンは入出力ファイルに UDF(User Definable Format)形式のファイルを 用います。GOURMET を使うことにより、入力UDFファイルの作成・編集、エンジンの 起動、出力UDFファイルの解析が行えます. OCTA は無償で利用可能で、オープンソースソフトウェアとして公開されています。詳しくは OCTA とは? のページをご覧下さい。
- OCTA を入手するには?
- OCTAは、OCTA BBS からリリース版OCTAのバイナリ、ソース、ドキュメントを含む インストールパッケージをダウンロードいただけます。
- OCTA について質問するには?
- ご質問は、OCTA BBS から投稿してください。OCTA BBSの議論はボランティアで公開で進めておりますので、ご理解の上ご利用願います。例えば、OCTA開発者へ直接メールで質問することは控えて頂き、OCTA BBSを通してください。
- 私は OCTA のインストーラを含む DVD を持っています。
友人がこの DVD を使ってインストールしてもかまいませんか?
- はい、かまいません。
OCTA のご利用に際しては OCTA BBS の登録をお薦めしておりますので、必ず御友人にお伝え下さい。
- UDF とは?
- UDF は、OCTA に含まれるシミュレーションエンジンが使うファイル形式です。OCTA の共通プラットフォームである GOURMET を使うと UDF ファイルの作成・編集・閲覧・解析が簡単に行えます。プログラムから UDF ファイルを読み書きするためのライブラリも提供されていますので、それを用いてあなたのシミュレーションプログラムを OCTA に追加すれば、GOURMET の便利で強力な解析機能を利用することが可能になります。UDF ファイルはテキストファイルで、定義部とデータ部からなります。定義部では、あなたのシミュレーションプログラムが用いるデータの構造を、簡単かつ自然な形で定義出来ます。UDF ファイル中のデータは、C/C++、Fortran あるいはPython 用のライブラリ関数を使って簡単に読み出し・書き込みが可能です。
- OCTA でどんな問題が扱えるのですか?
- OCTA に含まれるエンジンは、粗視化分子動力学から連続場のダイナミクス までを含み、広い範囲の時間・空間スケールをカバーしています。ソフトマテリアル(生体高分子を含む種々の高分子、ゲル、分散系、液晶など)に関する種々の問題に適用出来ます。
詳しくは適用事例(英語)をご覧下さい。
- OCTA はどの OS で動作しますか?
- Windows、Intel(あるいは互換)システム上の Linux、また、Mac OS X 上で動作します。
- OCTA は誰でも使えるの?
- OCTA の利用には特に制限はありません。
研究・学習(あるいは 趣味にでも)はもちろん、製品開発にも利用出来ます。学生、大学・企業の研究者・技術者、その他誰でもです。どうぞ御自由にお試し下さい。
そして、質問・提案等をOCTA BBSへ投稿して頂ければ幸いです。
- OCTA は無償ですか?
- はい。但し、利用する場合はOCTA BBSで登録して下さい。
- もっと詳しい使い方とか、バージョンアップ(あるいはバグ)の情報 はどこで得られますか?
- OCTA ホームページ と OCTA BBS をチェックして下さい。
- OCTA で計算した結果を論文を書くのに使えますか?
- もちろんかまいません。謝辞に "(<http://octa.jp>)" という形 で言及して下さい。
- OCTA の商用版を開発してもいいのですか?
- OCTA の商用化の権利は OCTA 管理委員会が保有します。
商用版の開発には、事前に OCTA 管理委員会の承認が必要です。