OCTA

SUSHI

Simulation Utilities for Soft and Hard Interfaces

SUSHIはEdwardsによって提案された平均場理論に基づいて直鎖高分子やブロック高分子のブレンドが平衡状態や非平衡状態で作る種々の自己組織構造を計算で予測する。自己無撞着場理論(SCF)、一般化乱雑位相近似(GRPA)、およびそれらのハイブリッド法が実装されている。

SUSHIは、任意の構造の分岐高分子を扱うことができる。またブロック高分子だけでなく、鎖に沿ってモノマー組成がランダムに変化する共重合高分子を扱うこともできる。さらに、壁にグラフトした高分子の取り扱いも可能である。SUSHIはグラフトや吸着による高分子の表面改質、ミセルなどの高分子の自己組織構造の研究に用いることができる。 また、流体力学効果も考慮することができる。 並列計算(GPGPU、MPI)に対応している。

応用例

  • - 高分子ブレンドのミクロ相分離の研究
  • - 高分子ブレンドの界面張力の解析
  • - ミセルの構造と臨界ミセルの研究
  • - 固体基板上の高分子ブラシの計算
  • - 固体基板への高分子の吸着の解析
  • - 高分子薄膜研究への応用
  • - 反応誘起相分離の研究

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